紅白歌合戦

全部見たが・・・ いや、酷いな、今年は。今までの中で最悪じゃないか?見て良かったと思える瞬間というものが一瞬たりとも無かった。他局の番組に興味が持てなかったのでダラダラと見ていたが、普通ならすぐにテレビを消すところだろう。

中でも何が一番良くないって、みのもんたの司会が最悪。
民放では結構うまくやってるのに、NHKの、それも紅白となると、あれほど「浮く」いうか「邪魔に見える」とはね。自分のスタイルを前に出しすぎてるというか、周りをまったく見てないというか。あんた要らないから、帰ってくれ、と。 ついでに書くと、仲間由紀恵もどうかと。。セリフ読むような司会?台本の平板読み?大河ドラマの宣伝目的なのだろうが、完全に人選ミス。

それと、途中で挟み込んだ吉永小百合の朗読と、それにつづく さだまさしや森山親子の唄、メッセージ色が強すぎる。前回のさだまさしの唄が反戦的メッセージをこめていたことで(?) 多少なりとも話題になったのに気を良くして(?)、今回はコーナーまで設けて反戦メッセージですか。説教臭い、押し付けがましい、、、色々言い方はあると思うが、流れをぶった切りまでして、あのタイミングで放送しなければならないことか?朗読された詩や、唄そのものは悪くないかもしれないが、「場」に向いているかどうかを考えるべきだろうと思う。  (前にも書いたが、前回の「さだ」の歌は良かった。流れを無視する訳ではなく、それでありながらしっかりとメッセージは伝えて心に感銘を与えてくれた。)

番組全体としてのまとまりの無さも気になった。ただ順番に出てきて歌うだけ。ダラダラと垂れ流すように。その歌も複数の曲を混ぜるなど変なアレンジを加えたりしているが、意図が不明。

今までとは違う紅白にしたいという意図があったのであろうと想像できないこともないが、それが見事に悪い方向に流れていったとしか思えない。大失敗ってヤツですか??視聴率の最低記録更新は間違いないと見た。